体が痛くなった時、例えば五十肩のような肩が痛いとか、腰が痛い場合、整形に行くのがいいか、接骨院に行くのが良いか、悩むと思います。
私自身も痛みがあった場合、悩んだ経験があります。
自分の実体験をもとに整形と接骨院の違いを紹介したいと思います。
【五十肩】接骨院と整形外科どっちに行けばいい？早く治したいなら接骨院⁉︎
早く痛みを治したい場合は接骨院に行くのをお勧めします。
接骨院の特徴として、保険や自費治療を組み合わせて治療したりすることができます。
もし痛みのある部位が肩だった場合、保険では使用できない電気治療器を使用することができます。
保険では使用できない電気治療と聞くと怖いかもしれませんが、全く怖くなく、受けてみると痛みに直接効いている感覚がしっかりあり、もちろん効果もあります。
治療器以外にも肩が痛いけれども原因が肩ではない場合があります。
それを見つけるのが接骨院の方が得意としています。
治療計画の違い
治療計画を立てることに整形と接骨院に違いがあります。
接骨院では体全体のバランス・硬さ具合などを把握した上で痛みのある部位を治療していきます。
先ほども述べたように、肩が痛くても原因が肩ではないこともあり、その場合でも全体を見ているので原因を見つけやすいです。
では、整形はどうなのかというと、レントゲンもしくはMRIを撮り、痛い部分の治療だけを行うことになります。
そうなった場合、保険範囲内の治療しかできないのでどうしても治りが遅くなりますし、原因が肩ではなかった場合、いつまで経っても治らないことがあります。
そういった意味でも整形よりも接骨院の方が早く治せます。
整形に行く方が良い時は？
接骨院よりも整形に行った方が良い怪我もあります。
それは骨折などのように骨に症状がある時です。
接骨院ではレントゲンを使用することができず、骨に傷があった場合はどうしても徒手検査でしか判断ができず、治りが遅くなってしまうことがあります。
整形だとレントゲンですぐ判断ができますのでギブス固定などすぐに対処が出来ます。
なので、骨折か疑わしい時は腫れ具合を見て、痛みのある部位にピンポイントに腫れが出たり、皮下出血が出たら整形に受診しましょう。
他には脱臼した場合です。
接骨院でも脱臼の治療は出来ますが、脱臼の整復経験がない先生が多いです。
経験がない先生になってしまうと紹介状を書いてもらい、整形に行くことになるか、せっかく来てもらったのだから、どうにかしてでも治そうとすることになります。そうなった場合でもうまくハマったとしても整形に受診を勧められるので最初から整形に行った方が手間が少なく済みますし経験が豊富な先生に整復してもらえます。
金額の違いは？
金額の違いで安いのは圧倒的に整形です。
整形は保険範囲内の治療になりますので大体500円〜1000円で済むことがほとんどですが、接骨院では1000円〜5000円くらいになります。
整形に行くか、接骨院に行くか悩む場合、治るのが早いのは接骨院ですが、治療期間が長くかかっても1回にかかる料金が安い方が良いという方は整形になります。
治療にストレスがないのは？
治療に行くのにストレス？と思う方がいるかもしれませんが、例えば待ち時間が長く、治療時間が短かったとしたらどうでしょうか。
なかなか自分の時間が呼ばれるのが遅いうえにようやく呼ばれたと思ったらパソコンだけ見て電気をつけておしまいというところもあります。
そんなところに当たってしまうとストレスを感じてしまい、治るものも治らなくなってしまいます。
なので予約ができる整形もしくは接骨院に行くことがストレスを感じずにリラックスして治療を受けられることと思います。
痛みが取れた後は？
痛みが取れた後の違いも整形と接骨院では違いがあります。
整形は痛みが取れたら終わり、接骨院では痛みが取れたら再発しないための治療計画に移ります。
そんな治療は必要ないわと思う方もいますのでそこは好みによりますが、痛くなる原因を取り除かないとまた痛みが出てしまいますのでしっかり治すことが大事かと思います。
まとめ
整形と接骨院に治すプロセスの違いや金額の違いがあり、どっちが正しいかと言われると断言は難しいですが、ここまで読むとそれぞれの特徴が分かると思いますので、分かった上でご自身で判断して、行動されるのが良いと思います。
