Netflixの独占配信・ガンダム 復讐のレクイエムが配信されました。
今までのガンダムとは全く違う面白さがありますので紹介したいと思います。
全部で6話と全話見やすいので時間を見つけて最後まで見てほしいです。
※ネタバレが含みますので自己判断で読まれることをお勧めします。
あらすじ
宇宙世紀0079年、ジオン公国が独立戦争を始めてから11ヶ月後のヨーロッパで起きている戦争の話。そしてジオン目線で物語は進んで行きます。
連邦とジオンが戦車や白兵戦で戦っている時に援護要請を受けたジオンのレッド・ウルフ隊の隊長イリヤと仲間達。
MSの出現にジオン軍が圧倒的強さを見せ、有利に進めていく中、連邦の白い悪魔「ガンダム」があらわれます。
このガンダムの出現により、今まで優勢だったジオン軍が一気に防戦一方となってしまう。
このガンダム対イリヤの戦いで物語は進んで行きます。
ガンダムとザクの性能差
ガンダムとザクの戦闘は何度もあり、その性能差がかなりリアルに描かれています。
もちろんザクよりもガンダムの方が性能が高いのは知っていましたが、相手がガンダムだと、こんなにも性能差があるのかと怖いくらい感じます。
ザクの性能が低いことをリアルに感じるところは後方に倒れるのを防ぐためにスラスターを噴射しますが、火力が足りず倒れてしまうシーンです。
そういう細かな描写が描かれているのがこの作品の良いところです。
その火力の差がガンダムとのスピードの違いを生んでいるのだとよく分かります。
ニュータイプ
ザクとガンダムの性能差が違いすぎるのに戦えているのは、イリヤのパイロットとしての成長があったからです。もともと凄腕パイロットでしたが、イリヤにしか分からない、気付けないことが出てきます。
もしかしたらイリヤはニュータイプかもと思うシーンがあり、物語が進むにつれて、ニュータイプというのが確信的なシーンが出てきます。
それは連邦の少年との出会いです。少年がイリヤの落としたものを手渡しする際、言葉を発していないのにお互いのことを分かり合えてしまうことです。
つまりガンダムのパイロットもニュータイプのようです。
ここからどんどんイリヤのニュータイプとしての能力が覚醒していきます。
ガンダムの怖さ
今作ではガンダムが敵として描かれていますので、強すぎるガンダムに恐怖を感じてしまうと思います。
ザクを容赦なくトドメを刺すところや基地を殲滅する残忍なところや、どこまでもイリヤを追ってくるところは本当に恐ろしいです。
ここまでイリヤを追ってこなくても良いのにと思ってしまいますが、よくよく考えればお互いがニュータイプなので惹かれ合うのと同時に放っておいては危険という信号がずっと出ていたと分かります。
なのでずっと追ってくる内容にも納得が出来ます。
ガンダムのパイロット
宇宙世紀での主人公パイロットのアムロや、カミーユ、ジュドーは子供でしたが、身長や体格だけではそこまで子供と感じるところはありませんでしたが、今作ではこんな子供なのに戦いに駆り出されているんだと思うと同時に、子供だからより感受性が高く高いニュータイプ能力を秘めているんだと感じます。そこがガンダムの世界観により引き込まれます。
最後
ジオンの仲間達は宇宙に戻るために行動しますが、最後の最後にまさかイリヤは地球に残ることに。
この先もイリヤの戦いは続いていくのだろうが、出来れば宇宙に戻ったイリヤの戦闘を見たいものです。
なので2期があるのであれば、早々に地球から脱出し、宇宙へ行ってニュータイプとしての能力を発揮してもらいたいです。